用語集– category –
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b値
【用語】 拡散によるコントラストをどの程度強調するかの指標b値の単位は〔s/mm2〕 (ADC〔mm2/s〕の逆数) 【解説】 b値を高くすると、上図Gの上昇に装置性能上限界... -
ADC(apparent diffusion coefficient)
【用語】 見かけの拡散係数2つ以上の異なるb値で取得した画像から算出単位は[mm2/s] 【解説】 DWIでは、拡散制限されていない場合でもT2の影響を受けることにより高信... -
GRASE(gradient and spin echo)
【用語】 FSE法とGRE法のハイブリッド両方法の特徴を併せもつ 【解説】 FSEでは180°パルスを繰り返し一度に多数のSE信号を得ながら撮像しますが、そのSE信号の一部をGRE... -
T2値
【用語】 横磁化が36.8%まで減衰する時間。→T2値が大きいほど横磁化の減衰は遅いため信号は大きくなる。 【解説】 縦磁化に90°パルスを照射すると磁化は倒れ最大の横磁... -
T1値
【用語】 縦磁化が63.2%まで回復する時間。→T1値が小さいほど縦磁化の回復は速いため信号は大きくなる。静磁場が大きくなるとT1値も延長する。(比例関係ではない) 【解... -
SLAP損傷
【用語】 肩の関節唇上部の損傷。上腕二頭筋長頭腱が引っ張られることによる。 SLAP(Superior Labrum Anterior and Posterior) 【解説】 上腕二頭筋長頭腱の付着部で... -
三角線維軟骨複合体(TFCC)損傷
【用語】 手関節尺側部痛を呈する。TFCC(triangular fibrocartilage complex):手関節尺側に位置する線維軟骨複合体。 【解説】 TFCCとは、橈骨と尺骨茎状突起と手根骨... -
腱板断裂(Rotator cuff tear)
【用語】 上腕骨骨頭に付着するRotator cuffが損傷。最も損傷しやすいのは棘上筋の大結節付着部付近。腱板損傷とも呼ばれる。 Rotator cuff:棘上筋、棘下筋、小円筋、... -
U-fiber(弓状繊維)[用語]
【用語】 大脳白質の表層で、隣り合う脳回を連絡する。皮質の下にあり、MRIでは「U字」に見える。 【解説】 白質は皮質の神経細胞から連続する神経線維からなり、白質の... -
多発性硬化症(multiple sclerosis)[用語]
【用語】 中枢神経系の慢性炎症性脱髄性疾患時間的・空間的に多発する特徴がある 【解説】 原因 原因はいまだ明らかとなっていない。 病巣にリンパ球やマクロファージの...
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